2020-12-01 第203回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
また、実は結構、この古民家を活用した観光まちづくりというのは案外あって、私も地方へ出張行きますと、先日、木曽の妻籠宿ですとか馬籠宿、また福島県の会津若松で大内宿と、そうした本当に昔の古民家が結構、どうでしょう、何十軒とあって、町として大変にぎわいを示しているところがございます。
また、実は結構、この古民家を活用した観光まちづくりというのは案外あって、私も地方へ出張行きますと、先日、木曽の妻籠宿ですとか馬籠宿、また福島県の会津若松で大内宿と、そうした本当に昔の古民家が結構、どうでしょう、何十軒とあって、町として大変にぎわいを示しているところがございます。
それから長野県の南木曽町、この妻籠宿では、一日何十台、何百台とダンプカーが通ったら観光客が減ってしまうのではないかと。何十年とその地域を守り続けてきた、それを観光資源としてきたこの妻籠宿がどうなるのかという心配の声。静岡は、大井川の水が毎秒二トン減るという、もう本当に切実な声を上げておられました。
妻籠宿などもあり、観光そして環境に影響するとして知事意見においてもこの坑口の削減を求めたわけですが、JR東海は拒否したわけですね。JR東海にその理由は何だと聞けば、これを削減すれば二〇二七年の開業に間に合わないと、この姿勢が住民の不信というのを実は高めているわけであります。 国交省に聞きますけれども、今、工事実施計画を審査中だと。私、聞きたい。
例えば、きょうお話しになる知床あるいは天神崎の運動を先頭に、鎌倉の運動その他北海道の小清水町、斜里町、苫小牧のウトナイ湖、長野県の妻籠宿、埼玉県、足利市あるいは佐倉市、横浜市、鎌倉市、相模原市、田辺市、こういうふうに全国各地に広がっております。そして、その横の連絡も盛んになりまして、昭和五十八年二月に「ナショナル・トラストを進める全国の会」が発足しました。
それで、我がナショナル・トラスト運動もまたそのように、今は自然環境の保全が非常に正面に出ておりますが、既に長野県に一昨年、財団法人妻籠宿保存財団ができましたし、またこの六月にスタートしました神奈川のナショナル・トラスト運動でも自然環境と、また自然環境と密接な関係にある歴史的環境というふうにうたっておりまして、今後この二つが総合的にとらえられていくのではないかと期待しております。
○小沢(貞)分科員 そこで、私、三分の二のかさ上げの補助をもらえるところをちょっと拾い上げてみたら、過疎地域は、この四番目に書いてある南木曽町妻籠宿、それから十二番目の岡山県川上郡の成羽町吹屋というのですか、そこも過疎地域です。
○島本分科員 それでは、これは文化庁、木曽の妻籠宿、それと飛騨の高山、金沢、倉敷、この地域住民と自治体が、こういう場合は手を携えて保存運動に成果を上げてきたわけですね。これは私は評価してもいいと思うのであります。そして、これがきっかけになって昭和五十年には文化財保護法が改正されて、これが歴史的な町並み保存運動にはずみをつけているのがいまの状態だと思います。
○政府委員(安達健二君) 伝統的建造物群の保存の場合におきましては、やはり保存して、これをどういうふうに利用するかということが住民の中で一つの合意に達しないと、なかなかできないと思うわけでございまして、妻籠宿というような所はまさにこれは観光ということを一つのアイデアといたしましてその保存が図られておるわけでございますので、そういういま御指摘のような問題は生じないのでございますが、現に人が住んでいるというと